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2006年04月13日

狂犬病予防について

狂犬病予防について。

狂犬病ウイルスは全てのほ乳類に病原性を示すウイルスです。人では通常、症状が出てしまってからは治療法がなく、必ず死んでしまうとされている恐ろしい病気です。
狂犬病は世界各地に存在し、毎年多くの動物や人が命を落としています。

狂犬病は、主に感染動物から受けた咬傷のように、感染動物の唾液に含まれるウイルスが傷口から体内に侵入することで起こります。また、自然例では報告がありませんが、実験的には経口感染も起こりうることが分かっています。
感染源となる動物は犬科の動物だけでなく、猫、ハムスター、各種の野生動物、コウモリなど多岐に渡ります。
日本国内では、1950年代後半に犬に発生したものが最後で、それ以後は発生していません。
日本では狂犬病の発生を防ぐ措置のひとつとして、飼い犬に対して狂犬病予防接種を行なっています。

犬の所有者は狂犬病予防法 第二章 通常措置に基づいて所有する犬について畜犬登録を行なって「鑑札」の交付を受け、年一度の狂犬病予防接種を犬に受けさせることが義務づけられています。予防接種を受けさせた犬に対しては「注射済票」が交付されます。
狂犬病予防法の全体についてはこちら動物衛生研究所九州支所のHPより)、また国立感染症研究所のHPより

狂犬病の予防接種は春に限らず、動物病院でいつでも受けることができます。予防接種は健康な状態で受けることが大切です。接種前に愛犬の健康状態に注意して、必要であれば最寄りの獣医師による健康診断を受けてから接種を受けさせることが最良です。
病気療養、高齢、体調不良など、診察した獣医師が特に認めた場合は予防注射実施猶予証明書の発行を受け、予防接種を延期することが可能です。

厚生労働省のHPより狂犬病予防法に基づく犬の登録頭数と予防注射頭数等についてのデータが示されています。
平成16年度データによると、抑留を受けた徘徊犬で飼い主の元に返還された割合はわずか15.5%に過ぎません。
畜犬登録と予防接種を行なって交付を受けた鑑札と注射済票は、常時愛犬に装着しておいて下さい。万一逃走したり、迷子になったりした場合に、登録鑑札と注射済票を装着している犬は、飼い主のもとへ迅速に返還することができます。

また、任意の地域で狂犬病の蔓延を防ぐために必要な予防接種率は8割以上と言われます。しかし同データによると畜犬登録済の犬についての予防接種率は全国平均で7割程度、都道府県別に見ると、8割を越える接種率を記録しているのはわずかに11県に過ぎず、わずか6割という県もあります。
畜犬登録を行なっている犬についての予防接種率のほか、国内には登録をせずに犬を飼っている飼い主も少なくなく、それら全てを合わせて考えると全頭数における予防接種率は5割足らずに過ぎない可能性もあると推測されています。

今の日本で狂犬病が発生しないのは島国という地理的特徴、検疫制度の整備、そして狂犬病予防接種の普及の賜物であり、狂犬病自体は世界各地で毎年発生しています。ほんの半世紀の間狂犬病が国内で発生していないからと言って、狂犬病予防接種不要説が流れていますが、これは非常に危険です。

獣医さんのブログ「ペットポータル」から、少し長いですが狂犬病が日本で発生したら・・・をごらん下さい。

日本全国で、珍しい野生動物などの密輸が未だに行われています。それらの動物がもし狂犬病ウイルスを保持していた場合、飼い主の飼い方によっては日本国内にウイルスがばらまかれてしまう可能性も否定できません。

ちなみに、北海道では全道の「港のある町」(外国船が出入りする場所)での、船に同乗して連れてこられる犬の放浪徘徊が非常に問題になっています。連れてきた犬を回収せずに置き去りにしてしまう船も多いのですね。

北海道率衛生研究所感染症センター長コメント小樽でのリポート(2004)などでその危険性が述べられています。
ここ宗谷でも稚内港周辺にはリードなしで徘徊する大型犬の姿が見られます(諸外国の雑種犬は一般に日本の雑種犬に比べて大柄な場合が多い)が、事実、例年稚内保健所に抑留される放浪犬の約半数がロシアからの犬であると言います。
そしてそのロシアでは、2005年前半の6ヶ月だけでも10人以上の人が狂犬病で命を落としているのです。

狂犬病はけして過去の病気ではありません。

関連記事:狂犬病予防注射
狂犬病について
posted by みの at 22:13 | Comment(2) | TrackBack(0) | 適正飼養について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
狂犬病は過去50年間、発症の記録がないということで、過去の病気のように取り沙汰されていますが、みのさんのこの記事で、改めてその恐ろしさ、決して過去の病気ではなく、現在も各国で死者がでている現状を知り、大変参考になりました。教えていただいてありがとうございました。
Posted by HΛLママ at 2006年04月15日 18:13
東京のような場所と違って、北海道北部はロシアと関わりが深いので、狂犬病もずっと身近に考えなくてはいけないようです。
でも、予防接種受けてない人ってけっこう多いみたいですね・・・。
Posted by みの at 2006年04月15日 21:27
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