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2007年07月07日

犬・知っておきたい病気--短頭種・呼吸器系の異常

イングリッシュ・ブルドッグ、フレンチ・ブルドッグ、パグ、シー・ズーなどの、いわゆる「鼻ぺちゃ」の犬種を「短頭種」と呼びます。コンパニオン・ドッグとして最近とくに人気のある短頭種ですが、その形態的特徴から、呼吸器系の問題が多いことでも知られています。

短頭種では、開口呼吸、いびきなどがよく見られます。中には常に口を開けて呼吸している個体もいるでしょう。
短頭種のオーナーは、こうした開口呼吸やいびきに対して「生まれつきである」「この犬種にはよく見られる」と言った説明を受ける機会も少なくないと思いますが、生まれつきでよく見られるということは、安心して良いということにはならないという点に注意が必要です。

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かわいい「短頭種症候群」

短頭種の犬によく見られる解剖学的異常は「短頭種症候群」と呼ばれます。

外鼻孔狭窄
(鼻の穴が狭い)

扁桃拡張
(喉の両脇にある扁桃が張り出しているため、気道が狭くなっている)

軟口蓋過長
(上あごの奥にある軟口蓋という組織が、気道の入り口を塞ぎやすい状態になっている)
※短頭種では長頭種と比較して軟口蓋に厚みがあり、軟口蓋過長がなくても気道が狭くなっていることが多い

声門裂狭窄
(声を出すための「声帯ひだ」に囲まれる空間が狭く、空気の通りが悪い)

咽喉頭の虚脱や浮腫
(鼻・口腔から気管の入り口に至る間の組織が腫れたり垂れ下がったりして気道が狭くなる)

気管の虚脱や低形成
(気管がチューブ状のかたちを保てずに変形し、気道が狭くなる。またはもともと気管が細い)

などが、単一もしくは複数で見られます。

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上記の異常のうち、どの異常がどの程度見られるかは、個体によって大きく異なりますが、軟口蓋過長など、当初は大きな問題となるほどの異常を示さないものでも、長い経過を経て悪化するものもあります
呼吸困難の程度によって異なってきますが、気道を狭くしている原因によっては、切除術・形成術などの外科的対処が必要になるケースもありますので、経過をよく観察しておく必要があります。


また、犬において、呼吸は体温調節に重要な役割を果たしています
気道が狭いということは、呼吸にともなう換気量が少ないということを意味しますので、放熱の効率が悪く、体温が下がりづらい、つまり熱中症の危険性が高いということが考えられます。



短頭種で注意すべき観察点としては

呼吸数
呼気時間と吸気時間のバランス
呼吸音
開口呼吸(運動量との関連にも注目)
呼吸にともなう腹壁の動き(努力性かどうか)
いびき


などですが、大切なのは、現在の愛犬の状態を知っておくことと、変化を見逃さないということです。


短頭種の飼い主は、こうした形態的異常について、また管理法や対処法について、よく認知しておく必要があります。
また、現在の状態、経過、今後の注意点などについて、担当獣医師と十分に話し合っておくことが望ましいでしょう。


関連記事:犬種限定 航空便お断り
posted by みの at 19:19 | Comment(2) | TrackBack(0) | 犬の健康管理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
為になる情報ありがとうございます!
ちゅう、鼻の穴が他のフレンチに比べて狭い気がしていて、そのことは主治医にも相談していたんです。
今のところ問題ないようなので様子見していますが、暑い日は本当に辛そうです。
ふだん口を開けることはほとんどないのだけど、暑い日の外や車中は本当に気をつけないと大変なことになるな〜と改めて思いました!
最近聞いた話では、クーラーを効かせた車でドライブ中、たった20分でふと気がつくとフレンチブルくん瀕死の状態にまでなっていたそうです。怖っ!
ちゅうも赤ちゃんのとき空輸されて北海道に来たんですよね。。
Posted by もりこ at 2007年07月09日 14:47
暑いっていう物理的なもののほかに、緊張やストレスによっても呼吸は速くて浅いものになるので、換気量が減りますよね。
ちゅうさんは空輸で来たんですか・・・(--;)
短頭種症候群は慢性的な経過で悪化するものもあるので、赤ちゃんのときには命に関わらなかったものが大人になってから危険度が上がるものもあります。先生とよく相談したほうが良いですね。札幌の夏は暑いと思いますから、気をつけてくださいね〜!
Posted by みの at 2007年07月10日 21:07
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